ホーム>黄身がつまめる卵は何がいいの?

黄身がつまめる卵は何がいいの?

黄身がつまめる卵は何がいいの?

黄身がつまめる卵は何がいいの?

20161222174028.jpg
この卵は指で黄身をつまめます!」という表現が度々されますが、これはいったい何を表しているのでしょうか?
 
私たちのように、鮮度の高い卵を生産している者からみると、「ああ、鮮度が高い証拠だな」と思うわけですが、具体的には、「黄身と白身それぞれがしっかりと強度を持つほどに、ある程度の硬さを持っている」ということになります。
卵の鮮度を見極める上でこの「硬さ」というのはとても重要な要素となってきます。
 
鶏の日齢が300日以内の産みたての卵の多くは、当然ながら鮮度が高いので、黄身をつまむことができます。
産みたての卵をお皿の上に割り、横から卵を見ると黄身がこんもり盛り上がっているのがわかります。
鶏も古くなると黄身の盛り上がりがなくなり、白身は水っぽくなります。
ただし、この「硬さ」は時間が経つとどんどん損なわれていき、食卓に届くころには、指で黄身をつまもうと思っても、つまめないことがほとんどです。
 
黄身が指でつまめるかは、卵を産んでからどれだけ時間が経っているかということを表す目安になります。
しかし、卵の黄身をつまめること自体には、それほどその卵の品質の高さを表すことには繋がらないとも言えます。
 
当店が通販で販売している卵「けさたま」は名前の由来が「今朝採れた卵」というものですので、卵が産まれてからお客様の手元に届くまでの時間を極限まで短くしています。
卵自体の品質が高く、尚且つ、鮮度の高い卵をお届けしたいという思いで、日々生産し続けております。
 
当店の卵の鮮度については「けさたまのこだわり」にて紹介しておりますので、こちらのページもご覧下さい。

張りが無い卵は古い卵なの?

2016122217418.jpg
鮮度が落ちてくると柔らかくなって指でつまめなくなることは事実ですが、つまめない卵は古くて品質が良くない卵なのでしょうか?
実を言うと、一概にはそうとは言えないことがあります。
 
私たちの住んでいる日本には四季があり、季節によって気温が変わります。
気温が変われば、食べるものや食べる量に変化があるように、鶏たちの食事も変化します。
食べ物や水の摂取量が変われば、産まれてくる卵にも影響しますので、特に気温の差がある夏場と冬場では卵の具合も変わってきます。
 
例えば冬場であれば、鶏の水の摂取量が夏場に比べて減りますが、食べる量は多くなります。
しかし、卵を産む数自体は減る為、一つ一つの卵の濃さが濃くなります。
冬場の卵は「寒卵」と呼ばれることもあり、栄養価が高く味が濃いのが特徴です。
また、日持ちも良いことも特徴の一つとなります。
 
反対に夏場の卵は、冬の卵と比べると一つ一つの品質では劣ることがあるほか、冬に比べて日持ちもしないので、鮮度が落ちやすいことがあります。
そうすると、季節によっては同じ時間が経った卵であっても状態に差が出てきますので、単純に経過日数だけで古いかどうかの判断はしづらくなることがわかります。
 
当然ながら、張りがあり新鮮な卵の方が、味も良いので、商品到着後は出来るだけ早くお召し上がりいただくことをお勧めしております。

古くなった卵は味が落ちるの?

20161222174126.jpg
もちろん、出来るだけ鮮度が高い状態でお召し上がりいただいた方が、卵本来の味をお楽しみいただけますが、
一度にたくさんの卵を食べられない場合には、どうしても最後の方の卵は購入してから時間が経ってしまうかと思います。
 
賞味期限を気にされる方も多いと思いますが、賞味期限は「生で安全に食べれる期間」なので、多少過ぎても加熱すれば問題なく食べられます。
当店おススメの食べ方」でも紹介させて頂いておりますが、鮮度によって適した調理方法というのもございますので、
買ってすぐに食べるときの食べ方や、少し時間が経ってしまった時の食べ方で、調理方法を変えていただくことで美味しくお召し上がりいただけますので、是非お試しください。